雇用保険(失業保険)の役立話

失業保険には税金がかかるのか

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失業保険には税金はかかりません。
ただし、夫等の扶養になる場合は注意が必要です。

失業保険に所得税や住民税等の税金がかかるのかどうか、迷う方が多いと思います。
では、なぜ失業保険に税金がかからないかは、意味を考えれば理解できます。

それは「所得」とは見なされないからです。
所得ではないため、税金はかかりません。

 

失業保険は所得とは見なされない

雇用保険(失業保険)は仕事が見つかるまでの生活費を補うことが目的です。
仕事が見つかるまでの生活費として支給されているのに、そこに税金かける意味がありません。もし所得(収入)として税金を課す必要があれば、事前に税金を引かれた額が支給となるでしょう。

国民健康保険を算定する際の所得割額にも加算されることはありませんし、確定申告の際も、失業保険で得た収入を申告する必要はありません。

雇用保険(失業保険)だけの収入であれば、確定申告をする必要もないのです。
もちろん小額のアルバイトをしていて、そこで所得税を引かれている場合は確定申告をすることによって納め過ぎていた額の還付を受けることもできます。

生活保護費も考え方は同じです。
生活保護費は「健康で文化的な最低限の生活を保障し、その自立を助長する制度」と法律で謳っている通り、最低限の生活保障であり、所得でないため税金はかかりません。

注意する必要があるのは、扶養になる場合です。
雇用保険の受給中は夫の扶養に入れない?に詳しく書かれていますのでご覧ください。

 

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